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発信時間： 2014-05-26 11:16:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本新聞網などのメディアの25日の記事によると、中ロ海軍が24日、東中国海の海域で実弾合同演習を実施したところ、自衛隊は複数の偵察機を同海域に送り込んだ。中国の戦闘機はスクランブルで対応し、日本の偵察機を遮った。「環球時報」が伝えた。

日本メディアは防衛省の発表した情報として、中国の戦闘機が初めて日本の偵察機に100メートル内に接近したと報じた。

中国の戦闘機、日本の領空外で活動

防衛省が発表した情報によると、海上自衛隊のOP3C偵察機が24日午前11時頃、東中国海の上空で偵察飛行中に、中国の戦闘機に行く手を遮られた。正午頃、海上自衛隊のYS11電子偵察機も、中国の戦闘機に遮られた。中国のSu-27戦闘機はOP3Cに50メートルまで、YS11に30メートルまで接近した。

防衛省によると、異常接近が発生した空域は東中国海の中央に位置し、日本の防空識別圏と、中国が昨年設定した防空識別圏が重複する海域の上空だった。24日午前11時頃、中国軍の2機のSu-27が海上自衛隊のOP3Cに後方から接近し、12時頃には航空自衛隊のYS11EBに後方から接近した。そのうち1機のSu-27は日本側の軍機に、数秒間に渡り異常接近した。同機はOP3Cに最短で約50メートル、YS11EBに約30メートルまで接近した。

日本政府の関係者は、自衛隊機が当時中ロ合同演習を監視しており、中国機が日本の領空を侵犯しなかったことを認めた。防衛省は、撮影された中国の戦闘機の写真を見ると、いずれもミサイルを搭載していたことが分かると発表した。

安倍氏、自衛隊に偵察任務の継続を求める

日本メディアの報道によると、安倍晋三首相は24日夜、小野寺五典防衛相の「海上自衛隊の偵察機が、中国の戦闘機に30メートルまで接近された」という報告を受けた。小野寺氏は25日の記者会見で、安倍首相は報告を受けると、「毅然とした姿勢を維持するべき」と述べ、自衛隊に偵察任務を継続するよう求めたと明かした。小野寺氏はまた、中国の巡航ミサイルを搭載した戦闘機が偵察機に接近したことで、自衛官を緊張させたと語った。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年5月26日

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