中国の強硬姿勢、米日が適応すべき

中国の強硬姿勢、米日が適応すべき。 第13回アジア安全保障会議(シャングリラ会合)が5月30日から6月1日にかけてシンガポールで開かれ、安倍晋三首相とヘーゲル米国務長官が陰に陽に中国を攻撃し、中国人民解放軍の王冠中副総長が反撃を強いられた。この光景は、世界の目を引きつけた。一部の西側メディアは、中米の軍による公の論争が、今後「常態化」すると報じた…

タグ: シャングリラ会合 海軍 協議

発信時間: 2014-06-06 15:40:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国にはアジアを武力で征服しようという考えはない。これは中国自身が最も良く知っていることだ。中国は交渉と協議によりすべての問題を解決しようとしており、中米が仲違いせず、ドアを閉ざし両国の不一致について話し合い、これを世界に広めないことを願っている。中国が現在まで行なっていることのほぼすべてが「反応」であり、アジア太平洋で揉め事を起こそうとはしていない。

中国は上述した理由から、中国の反応は大国として、少しも過分なことではないことを確信するべきだ。アジア太平洋情勢は中国のこれらの反応を受け入れることができ、必ず受け入れなければならない。これはまた、米日などの国の「唯一の選択肢」でもある。

中国は日本より大幅に遅れて防空識別圏を設定し、日本が南中国海で多くのガス・油田を掘削した後でようやく初の掘削を実施した。米国などの国がこれを大げさに騒ぎたてるならば、中国を大国としてはとらえていないということだ。このような偏見は時間の経過に耐えられず、米国はこれを改めなければならない。

中国にはこの適応と変化の過程を形成する十分な力がある。米日の中国との論争は今後常態化し、中国を相手とする海の摩擦もますます頻繁になるだろう。中国はこれを懸念するだろうが、懸念を抱いているのは中国だけではないことを知るべきだ。日本、ベトナム、フィリピンは懸念しないというのだろうか?中国と商業関係、国際問題の協力関係を持つ米国が懸念しないだろうか?皆が懸念しているのだ。アジア太平洋の平和と安定の責任は全員で担う必要があり、中国の譲歩だけを防波堤の砂袋にしてはならない。これは米日の中国に対する態度の調整の前提だ。

中米がアジアで真っ向から衝突した場合、ベトナムやフィリピンなどの関連国に災いが降りかかるはずだ。これらの国はこの理を知る必要があり、リスクを回避する正確な態度を持つべきだ。

中米新型大国関係は非常に重要だが、これは米国との争いを必要とするかもしれない。米国は自国と駆け引きをする実力のない大国と新型関係を構築するつもりはない。中国との対抗が中国との協力ほどの利益を得られないことを意識すれば、米国は真剣にどちらを選ぶか検討するだろう。中米新型大国関係が、二大国が石橋を叩いて渡る結果になることが、歴史によって証明されるかもしれない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年6月6日

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