日本が豪州を抱き込み、潜水艦技術を提供へ

日本が豪州を抱き込み、潜水艦技術を提供へ。 日本とオーストラリアの外務・防衛閣僚会合(2プラス2)が11日に開かれた。同会合において、両国の防衛相は防衛装備品の共同開発で合意に達した。これは日本のオーストラリアへの潜水艦技術の輸出の道を切り開いた…

タグ: 豪州 潜水艦 AIP 横須賀 そうりゅう型

発信時間: 2014-06-12 11:14:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本とオーストラリアの外務・防衛閣僚会合(2プラス2)が11日に開かれた。同会合において、両国の防衛相は防衛装備品の共同開発で合意に達した。これは日本のオーストラリアへの潜水艦技術の輸出の道を切り開いた。

両国は会合後に発表した共同声明の中で、防衛装備品・技術の協力で一致したと表明した。オーストラリアのビショップ外相は、「両国は生まれた時からの協力パートナーだ」と述べた。

オーストラリアのジョンストン国防相は、日本との軍事技術の協力による結びつきを強化すると表明した。これには潜水艦技術、F-35戦闘機のメンテナンス技術が含まれる。ジョンストン国防相は、「日本とオーストラリアは防衛技術の面で共通の利益を持ち、相互補完を実現できる」と発言した。

オーストラリアが関心を寄せているのは、三菱重工と川崎重工が建造したそうりゅう型通常動力潜水艦だ。ジョンストン国防相は小野寺五典防衛相と共に、横須賀海軍基地のそうりゅう型を視察した。米国メディアの報道によると、このような視察は稀なケースだという。

小野寺防衛相はオーストラリアとの会合に出席する前に、敏感な潜水艦技術を移転する理由として、安倍晋三首相が今年4月に50年に渡る武器輸出禁止令を緩和したことを挙げた。これは安倍首相の、日本の防衛強化に向けた行動の一環だ。

日本の潜水艦技術は、オーストラリアの潜水艦隊の建設、インド洋より深い海域への進出を促す。技術協力の内容には、潜水艦の外殻の設計が含まれ、エンジン技術のみを譲渡するとしていた昨年の両国の交渉内容を大きく上回る。

報道によると、同計画に400億ドルが費やされる可能性がある。ジョンストン国防相は、「潜水艦はオーストラリアの海上防衛の中核だ。オーストラリアは一定の潜水艦の実力を保持し、戦略的な抑止力とする必要がある」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年6月12日

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