中国の顔をつぶしながら配備を強化する日本 中国を仮想敵にして軍事拡張

中国の顔をつぶしながら配備を強化する日本 中国を仮想敵にして軍事拡張。

タグ: 軍機 釣魚島 軍艦 レーダー照射

発信時間: 2014-06-16 16:27:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の台頭や中日間の争いの激化に伴い、日本は戦略の重心を南西方向に移している。近ごろの中国に対する様々な言動から、アナリストは、日本の軍事政策は「完全に中国に引っ張られて」おり、中国は本物の「仮想敵」になっていると示した。一方、国際舞台で、日本は全く異なる顔を見せている。中国の軍機が異常に接近したと何度も訴えたり、中国の軍艦からレーダー照射を受けたと再び主張するなど、日本が「いじめられっ子」で国際社会の同情と慰めを必要としているような感覚を与えている。日本道紀忠華シンクタンクの庚欣首席研究員は15日、「環球時報」に対し、「戦略における『中国脅威論』の拡散、戦術における『中国危険論』の主張を行い、中国の顔をつぶしながら配備を強化している。これは日本が中国に対して行う駆け引きの策略である」と述べた。

「産経新聞」は15日、日本は中国による離島侵攻に備えているとする記事を掲載した。記事によると、「中国による離島侵攻」の防御は、沿岸海域、海岸地域、内陸部の3段階で対処する必要がある。最初の段階の沿岸海域において、対艦ミサイルは敵艦隊を撃破する重要な役割を果たす。中国軍は「離島奪還戦」において輸送艦で水陸両用車を使って上陸作戦を行い、大量のミサイル駆逐艦や砲艦を援護に当たらせるとみられる。これらの行動を阻止するため、大量の対艦ミサイルをを配備し、侵攻してくる敵軍の揚陸艦を早いうちに撃沈させることは必要である。防衛省は、海上自衛隊のP3C偵察機が得た「敵艦の方位情報」を直接伝送するデータシステムを構築し、陸・海・空自の統一行動を強化し、中国海軍の艦艇への対抗能力を高めることを計画している。

中国国防大学の張召忠教授は15日、「環球時報」に対して次のように話した。日本は中国が自ら上陸作戦を仕掛けないとよくわかっているが、中国に対する軍事配備をしっかり行っている。日本の88式対艦ミサイルは技術面からいって宮古海峡を封鎖できるが、同海峡はマラッカ海峡と同じで国際ルートであり、封鎖する権利も可能性もない。また、「中国が上陸作戦をする」というのはでたらめであり、日本も中国がするはずないことをわかっているのに、何を必死になっているのか。「中国脅威」の旗印を掲げ、中国に対する配備を固めるためである。

中国社会科学院日本研究所の学者の盧昊氏は、「ある意味、日本の軍事政策は中国に徹底的に引っ張られているといえる。日本の近年の軍事費の内訳、特に武器装備と技術開発の費用を見ると、海・空の作戦力の強化に多く充て、日本版『海兵隊』『離島観測部隊』などの新しい兵種を構築しようとしている。日本の軍事の配備は中国を仮想敵とする特徴を大いに表している」と話した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年6月16日

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