一年に一度発表される「伊藤園お〜いお茶俳句大賞」が発表された。静岡県在住の中国人学生の黄輔立さんの作品「君と解く桜の下の方程式」が、日本全国の投稿作品の中から、中学生の部の大賞に選ばれた。同大賞は毎年発表されており(今年は第二十五回)、日本で高い人気を誇り、影響力を持つ。中国人学生による大賞の受賞はこれが初となった。
黄さんは1998年に静岡県静岡市に生まれ、静岡市立豊田中学校に通った。今年4月に静岡県立高校に合格した。父の黄数奇さんは、著名な華人書家・篆刻家だ。
黄さんは大賞の賞金20万円の半分を、母校の静岡市立豊田中学校に寄付することを検討している。また受賞作は8月より、伊藤園の商品のペットボトルと缶に掲載される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年7月19日