中国の後を追う安倍外交、ただの猿マネに

中国の後を追う安倍外交、ただの猿マネに。 ベルリンのアジア問題専門家のフロリアン氏は24日、環球時報に対して、「日本の外遊先は中国に似ている。これは日本が中国の新戦略に目を光らせていることを意味する」と指摘した…

タグ: 安倍 外交 中日関係 

発信時間: 2014-07-25 15:31:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ベルリンのアジア問題専門家のフロリアン氏は24日、環球時報に対して、「日本の外遊先は中国に似ている。これは日本が中国の新戦略に目を光らせていることを意味する」と指摘した。中日関係が悪化する中、双方は歴史・経済・外交などを巡り駆け引きを展開している。日中財務当局の局長級協議が24日に東京で開かれ、中国主導の国際支援金融機関「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)に関する問題について話し合われた。朝日新聞は、中国はAIIBを設立し、日本主導のアジア開発銀行に対抗しようとしていると伝えた。

安倍首相は甲午戦争(日本名・日清戦争)勃発120周年記念日に、中南米を訪問した。台湾紙・聯合報は、「120年前の甲午の年に、日本は外交面の手配りを十分に行い、軍事力の比較で勝利を収められることを判断すると、清朝に罠を仕掛け大勝を収めた。安倍首相は右翼の、甲午に奇跡を再現という熱狂的な期待の中で就任し、外交の総合的な戦略を発表した。これはロシアと韓国を抱き込み、NATOに呼びかけ、アフリカに経済援助を提供し、米国に追随し中国の孤立化を図るという戦略だ。日本は当初、中南米の抱き込みを検討していなかったが、その後は大国の外交を示すため、地球儀外交を提唱した」と報じた。米ナショナル・インタレスト誌は、「アジアの最も危険なライバルである中日両国が、対抗に向けた準備を開始した」と伝えた。

香港紙・南華早報は、「安倍首相の地球儀を俯瞰する外交が、大洋州から中南米に舞台を移した。中日の外交は、地球一周のマラソンを展開している」と報じた。韓国・亜州経済は、「中日の首脳は今年上半期、欧州で似たような一幕を演じた。習近平国家主席は3月末と4月に欧州4カ国を訪問し、安倍首相は数週間後の4月末から5月上旬にかけて、後を追うようにして欧州6カ国を訪問した。習主席が訪欧中に、日本の右傾化による歴史歪曲行為を強く批判すると、安倍首相はこれに続きけん制の声を上げた」と伝えた。

聯合報は日本のベテラン外交官の話として、「安倍首相の外交は、脆弱なパズルのようなものだ。中国は計画に基づく外交を展開し、枠組みを作り、基盤を固めている。中国は新型大国関係によって米国とロシアを引き込み、中央アジアのシルクロード経済ベルトと海上シルクロードを枠組みとした。習主席、李克強総理などの指導者は、重要な国と地域を何度も訪問しており、国交を安定化させている。安倍首相は中国に学び中南米を訪問するが、これはただの猿マネであり、失敗に終わるだろう」と報じた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月25日

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