反省を拒む日本、歴史の遺伝子に原因が

反省を拒む日本、歴史の遺伝子に原因が。

タグ: 日本 歴史 反省 拒む

発信時間: 2014-08-08 14:22:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全世界は今日、次の問題について考えている。戦争の罪を犯した日本という国は、なぜ罪を悔い改めようとはせず、長期的に責任回避を続け、日増しに右傾化しているのだろうか?

これに対してはさまざまな答えがあるが、その中には特に熟考が必要な問題がある。日本は近代、全面的な西洋化の道を歩んだ。日本は自国の独立した発展観を形成せず、西側の最も悪いものをすべて学習した。日本は現在も、帝国主義、植民主義、強くなれば覇を唱え、弱国を侵略するという覇権主義を、「西側文明」の長所と考えている。この意義から論じると、日本は西側の経験に学んだ失敗例と言える。

日本の西洋化は、日本の軍国主義化であった。日露戦争以降、日本は国家の軍事化管理を開始した。軍隊は憲法と文人による政府を凌駕するようになった。日本は西側の経験を導入し、まず草履に慣れた新兵に革靴を履かせ、行進の練習をさせた。日本人の時間重視の習慣も、軍隊の訓練によって養われた。「標準語」も、命令を迅速かつ明確に伝えるため、日本の軍隊の中で生まれた。

日本社会の軍事化の烙印は現在も残されており、その多くは日本人の「優秀な品格」と称されている。しかしこれらはいずれも、軍事化の管理によって形成されたものだ。軍国主義は、日本人の生活に浸透している。多くの日本人は、西側のものであれば文明的であり、良いものであると考えている。西側の人々が悪いことをしても、それは文明的で良いことであり、学習し模倣する価値があるというわけだ。

こうして、日本が奇妙かつ変態的な思考回路を形成したとしても、不思議なことではない。例えば侵略戦争の発動に関する、日本国内で最も流行している論調はこうだ。国が強くなれば覇を唱えるは西側の「常識」であり、西側の列強が侵略戦争を発動したことがあるならば、日本はなぜ侵略戦争を発動してはならないのか?日本がファシズムであるというならば、これもまた西側の先賢に学んだものであり、少しも間違っていない。唯一の区別は日本が戦争に負け、処罰に甘んじなければならなかったことだ。英米は戦勝国だから、処罰を受ける必要はない。日本の右翼は東京裁判は不法であるとしているが、その理論の根源はここにある。

 

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