日本がイージス艦を追加、中国の弾道ミサイルを警戒

日本がイージス艦を追加、中国の弾道ミサイルを警戒。 日本は2013年末にイージス艦を2隻建造する意図を示していたが、この構想が確かに存在することがこのほど証明された…

タグ: イージス艦 弾道ミサイル

発信時間: 2014-08-20 15:50:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本は2013年末にイージス艦を2隻建造する意図を示していたが、この構想が確かに存在することがこのほど証明された。そのうち1隻目は2015年の着工、2隻目は2016年の着工を予定している。計画によると、同2隻は2020年に就役することになる。同2隻は日本のイージス艦の規模を拡大する。米軍事情報サイト「Strategy Page」が8月15日に伝えた。  

日本のミサイル迎撃能力を持つ6隻のイージス艦は、既存の戦艦にイージスシステムを搭載したものだ。1隻の改造にかかる費用は約1500万ドルに達するが、これでミサイル迎撃能力を手にすることができる。日本はこの能力により、朝鮮もしくは中国の弾道ミサイル発射に備えようとしている。  

日本はイージスシステムに満足している。こんごう型イージス艦は2010年にハワイ沖で、イージスシステムによりミサイルの迎撃に成功した。日本はイージス艦の4回の迎撃実験で、3回の成功を収めた。米海軍はミサイル迎撃システムの開発を続けている。米海軍の駆逐艦は2013年に、新型艦載迎撃ミサイルSM-6の実験に成功した。  

米海軍は長年に渡り、レーダーの他に、SM-2、SM-6、やや小型のSM-3を制御する火器管制システムの改良を続けてきた。SM-3は弾道ミサイルと低地球周回軌道上の衛星を迎撃できる。実験において、イージスシステムのミサイル迎撃成功率は、80%以上に達した。戦艦に現在搭載されているイージスソフトウェアは4.0版となっており、次の重要なアップグレード(5.0版)により、ミサイル迎撃能力が同ソフトウェアの標準仕様となる。同ソフトウェアは、すでに新型駆逐艦の標準装備となっている。多くの旧式イージスシステムの迎撃能力は、同ソフトウェアのアップグレードにより強化できる。  

米海軍の2種類のSMミサイルは、ミサイル迎撃に使用できる。RIM-161A(SM-3)の射程距離は500キロ、上昇限度は160キロに達する。SM-3はミサイル迎撃版SM-2ミサイル(SM-2 Block Ⅳ)をベースに改良された。SM-3の射程距離はSM-2よりやや短く、後者は200キロ以上の上空に位置するミサイルを迎撃できる。SM-3は迎撃にしか使用できないが、SM-2は弾道ミサイルの迎撃の他に、航空機を撃墜できる。SM-2の価格も、SM-3の半額以下だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月20日

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