いい通訳は空気のようなもの 日本語同時通訳蔡院森氏

いい通訳は空気のようなもの 日本語同時通訳蔡院森氏。

タグ: 蔡院森 同時通訳

発信時間: 2014-08-20 13:46:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


                       中曾根先生と蔡院森氏

 

「翻訳は空気のようなものである。翻訳であれ通訳であれ、素晴らしいものはその存在を感じさせないものである。酸素にあふれた空気は人を心地よくさせ、二酸化炭素ばかりの空気は息苦しくさせる。重大なミスは、“放射能漏れ“と同じであり多大な損失につながることになる」中国で最もレベルの高い、中国で最も忙しい同時通訳者といわれる蔡院森氏の言葉である。同氏は十数年にわたり、日中両国の首脳会談のほか、中日韓首脳会議、ボアオ・アジア・フォーラム、中日経済ハイレベル会議など1000以上の国際会議、さらに中国中央テレビ、フェニックステレビ、NHK、朝日などのテレビメディアの生放送番組で同時通訳を務めている。

レベルアップを目指して日々の訓練世間の人から見ると、通訳者はとても神秘的だ。多くの人からは「ブースの人」とよばれる。きわめて優秀な同時通訳者の蔡院森氏は、この世界で尊敬をこめて“蔡先生”と呼ばれている。毎年100以上の会場で同時通訳や随行通訳を担当。スケジュールは半年、1年先まで埋まっているという。政治、財政経済、環境保護、科学技術から人文、安全保障、メディアまで中日の首脳交流の場では必ず蔡氏の姿を見かける。中日間の多くのトップレベルの国際会議では、ほとんど蔡氏がメインの同時通訳者を務め、両国政府会談でも主要通訳者を担当している。

 

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