慰安婦問題で日本が詭弁、付ける薬はない

慰安婦問題で日本が詭弁、付ける薬はない。 日本の菅義偉官房長官は今年3月、日本軍の慰安婦強制連行を認めた「河野談話」の見直しを検討しないと表明した。しかしそれから半年もたたないうちに、日本政府は再び自己否定をし、態度を二転三転させ、発言に責任を持とうとしない一面を世界の前で露呈した…

タグ: 慰安婦 歴史 河野談話

発信時間: 2014-09-14 09:15:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

次に、菅官房長官は本件について、「(慰安婦を)強制連行していないという、日本政府の立場はこれまでと何ら変わりない」と述べた。強制連行があったか否かは、菅氏ではなく事実が決めることだ。近年、韓国や中国の被害者が日本政府を相手取り訴訟を起こしている。当時の強制連行に関する正義の主張を、日本政府は見ぬふり、聞かぬふりをしているのだろうか?

それから、日本政府は慰安婦を「性奴隷」と表現するのは不適切だとしている。日本政府の、世間の非難を物ともしない不遜な態度は、「吉田証言は嘘だったから慰安婦の強制連行は存在せず、それゆえ性奴隷と称することもできない」という論理に基づいている。

国連の報告を作成したスリランカの法律家、元特別報告者のクマラスワミ氏は、「調査によると、慰安婦には逃げる自由がなかったため、慰安婦を性奴隷と表現するのは妥当だ」と強調した。日本人の考えでは、飼われた女性でも変態オヤジを愛するのかもしれないが、日本以外の人類文化の共通認識では、慰安婦が性奴隷でないという言い分は、有史以来最も荒唐無稽な認識だ。

慰安婦問題は戦後の日本の歴代政権が背負った負の遺産だ。戦後半世紀以上が経つ今日、安倍政権は心から反省し謝罪することで、この負の遺産を中韓朝などの国と和解するチャンスに変えられるはずだった。ドイツのブラント元首相がひざまずき、世界の尊重を取り戻したように。残念ながら日本政府は道を逆戻りし、アジアとの和解からますます遠ざかっている。日本には付ける薬がないのだろうか?

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月14日

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