安倍内閣、改造後も右翼的傾向を維持

安倍内閣、改造後も右翼的傾向を維持。 真榊を再奉納 世界に信用されない安倍首相 | ネオナチ団体代表とのツーショット、安倍氏の頭痛の種に

タグ: 高市早苗 右翼

発信時間: 2014-10-17 16:33:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

高市早苗新総務相は10月14日、秋季例大祭中に靖国神社を参拝すると表明した。内閣改造後の重要閣僚である高市氏の言行は、新しい安倍内閣の右翼の本質を露呈した。

新しい安倍内閣の「5人の花」の一人である高市氏は、入閣直後に注目を集めた。これは高市氏が安倍内閣に新しい空気をもたらしたからではなく、日本のネオナチの頭目である山田一成氏との写真が暴露され、批判を浴びたからだ。高市氏は山田氏は知り合いではないと言い張っているが、その経歴を見れば、高市氏が筋金入りの右翼分子であることが分かる。

松下政経塾の5期の卒業生である高市氏は、国粋主義、精神万能論の影響を受けている。高市氏は強権的な国家機関の建設を目指しており、靖国神社を日本の「民族的精神」の象徴としている。高市氏は民族問題で排他的な姿勢を貫いている。特に在日中国人・韓国人・朝鮮人を目の敵にしており、彼らの権利を守ろうとする提案は「笑止千万」と発言した。歴史問題について、高市氏は「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーであり、中国を侵略した戦争は「自衛のための戦争」であるからドイツのように反省する必要はないと詭弁を弄した。原発政策について、高市氏は福島原発事故の教訓を無視し、日本は核武装の実現を検討すべきと主張している。

内閣改造は「新しい世代」を取り込んだが、これが「新しい風」を巻き起こすことはない。新たに入閣した閣僚の大多数が、前任者より保守的で、右翼政策を得意としているからだ。特に「5人の花」は女性としての立場で同情を集め、右翼的な観点のPRに貢献できる。また政策に失敗が生じた場合の「盾」になり、国民の政権に対する不満を和らげることが可能だ。これは安倍首相が「女性の社会進出」を重視する根本的な原因だ。

安倍首相の歴史・領土などの問題における間違った言行により、中韓などの隣国との関係が膠着を続けている。日本政府は中韓などとの関係の大局を重視するならば、高市氏の参拝を止めるべきだ。日本政府が右翼的傾向と政権運営方針を変えず、外交の誠意を少しも見せなければ、国際社会も日本には期待できない。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年10月19日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。