「文化戦争」を仕掛ける安倍①日本の政権は世界の中の異端

「文化戦争」を仕掛ける安倍①日本の政権は世界の中の異端。 近年、日本の右傾化は悪化の一途をたどっている。右翼勢力は平和憲法を葬り去り、侵略の歴史を否定しようとしている。その一方で、日本の反戦・平和主義者の声はかき消されるばかり…

タグ: 安倍 言論 封殺

発信時間: 2014-11-26 16:31:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

「いかなる場所においても極端な民族主義は、民主的な制度と価値観に対する脅威である。日本で極右勢力の影響力が増していることに関する最近の英国における報道は、当地の親日家に深い憂慮をもたらした」(『ジャパンタイムズ』10月30日)と語るのは、元英国駐日大使のヒュー・コータッツィ氏。多くのマスコミが、安倍内閣の右翼官僚は歴史を修正したいと考えていると報道する中、「極右勢力が政権をコントロールすることなどはあってはならないと思う。しかしこれらの右翼に反対する勢力の国会での力が弱く、しかも分裂している」という現状を語る。

これまで数多くの欧米の右翼政党指導者を取材してきた毎日新聞の前ドイツ駐在の村田信彦記者は、「欧米や太平洋地区の各国における右翼政党は、戦後の世界をリードした左翼や進歩派の抵抗勢力として存在し、政権運営能力は持っていなかった。そして現在、世界の先進国の中で日本だけが左翼や革新派が政権の主流の座にない。欧米の右翼政党は第2次安倍内閣に遠く及ばない」と語った。

こうした右翼勢力の拡大に対して、反対派は極めて平静である。専門家によると「このような状況は、緊張関係にある中日関係を一段と悪化させるだけでなく、日本の国家利益も損なう」という。しかしその一方で、世論全体が政府の保守思想を支持しているわけではない。「右翼の勢力拡大は事実であり、保守主義も深刻である。しかしこれがそのまま軍国主義の復活を意味するものではない。日本には多くの中間派層が存在し、彼らは過激な言論を弄しないものの、良識を持ち、平和を愛し、戦争を望んでいない」と日本JCC新日本研究所の庚欣副所長は見る。

先のキングストン教授も「安倍は国民の反対を無視し、安保、原子力発電、武器輸出、歴史修正、国家機密保護法などを自身の独断で行った。左派の代表は国会での勢力は弱いが、世論がついている。安倍が率いる右翼化の歯止めになることを期待したい」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月26日

 

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