第3次安倍内閣が発足、最終目標は実現されるか?

第3次安倍内閣が発足、最終目標は実現されるか?。 「アベノミクス」限界あらわに | 衆院選に勝利した安倍氏、今後も「暴走」か? | 自民が圧勝、安倍政権は経済対策に注力か

タグ: 安倍内閣 安全保障 正常な国 アベノミクス

発信時間: 2014-12-24 10:15:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

衆参両院本会議は12月24日に首相指名選挙を行い、安倍晋三氏が第97代首相に指名される。安倍政権も、これにて正式に「出港」することになる。安倍首相の任期は最長で2018年まで続く。これはアベノミクスに力を発揮する空間を与え、安倍首相の改憲という政治的信仰に時間を提供する。安倍首相は自らの政治目標を実現できるだろうか?答えは、日本の一般人に握られている。

安倍氏の狙いは?

安倍首相は衆院選勝利後の記者会見で、「揺るぎなくこの道を毅然と歩んでいく」と豪語した。安倍首相はアベノミクスを堅持すると重ねて強調しているが、安全保障と改憲の問題に関する発言も後を絶たない。

専門家は、安倍首相は今後4年間で経済を好転させなければ、外交面で強気になれないと予想した。しかし別の専門家は、安倍首相は右翼の意識を持つ政治家であり、改憲推進が一貫した政治理念だと指摘した。

日本政府の消息筋は、安倍首相は輿論の後押しを受け、遅かれ早かれ歴史問題の「タブー」を解禁すると予想している。その着眼点となるのが、歴史認識および憲法9条の問題だ。まず安倍首相の眼前に突きつけられているのは、2015年の戦後70周年に発表を予定している「首相談話」だ。安倍首相は「過去の戦争に対する反省」の内容を盛り込むと表明したが、首相官邸の消息筋によると、安倍首相は日本の侵略と植民地支配を認めた、1995年の村山談話に不快感を示しているという。

安倍首相が「抑止力強化」により輿論の注目を集め、戦力の保持を認めない憲法9条の改正に向け地ならしをすることは想像に難くない。

最終目標は実現可能か?

しかし憲法9条を改正し、日本を「正常な国」にするという安倍首相の夢は、笑い草にしかならなそうだ。

フィナンシャル・タイムズは、安保政策を最も重視している安倍首相は、公明党が獲得した議席数を懸念しているとした。公明党は平和憲法の改正に正式に支持を表明していない。また、より強硬な安保の立場を持つ右翼の少数派の党も、今回の選挙で敗北を喫した。アナリストは、安倍首相の右傾化計画はすでに急ブレーキを掛けられており、歴史修正主義の計画も口にするだけに留まっていると判断している。

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