中日関係改善に向け奔走する日本の識者③鄧小平訪日の影響を受けた日産中国事業の責任者

中日関係改善に向け奔走する日本の識者③鄧小平訪日の影響を受けた日産中国事業の責任者。

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発信時間: 2014-12-26 16:11:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国に根ざす日本企業、信頼確保が重要に

中日関係について語る際に避けられないのは、両国の密接な経済・貿易交流だ。中国は改革開放より、隣国・日本の多くの経験を参考にした。鄧小平は1978年10月に訪日し、日産を見学した。当時17歳だった日産の関潤専務は、中国の指導者の訪日により日産を選択し、日中経済・貿易関係発展を積極的に促進する一員となった。関氏は12月中旬、環球時報の独占インタビューに応じた際に、「私は多くの中国人から支援されており、中国企業と良好な協力関係を維持し、共に発展し喜びを分かち合いたいと心から願っている」と話した。

関氏は今年1月、日産の中国事業の責任者に就任し、東風汽車有限公司の総裁に就任した。しかし関氏は、「約1年前から武漢市で勤務している。中国自動車産業の発展ペースは驚異的だ。中国の自動車生産は、すでに世界水準に達している」と述べた。例えば今年11月より、襄陽市の工場でも高級ブランドのインフィニティの生産が始まっており、日本と米国の工場に続く3本目の生産ラインとなった。

関氏は一気に冷え込んだ中日関係について、「2012−2013年の個人的な体験によると、中日関係の冷え込みは確かに当社の事業に一定の影響を及ぼした。この影響は現在も完全に解消されていない。当社は日中両国の緊張する政治関係が一日も早く改善されることを願っている。中国人も同じ考えを持っていると信じている。また両国政府が今後互いに協力し、共に努力することに期待している。企業として最もやるべきことは、中国に最良かつ最先端の製品、安全管理、環境保護技術、アフターサービスを提供し、中国の消費者の信頼を勝ち取ることだ。中国に根ざす企業として、当社は社会に責任を尽くさなければならない」と語った。(筆者:環球時報駐日本特派員の蒋豊、陳言)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月26日

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