高嶋氏は元高校教員だ。高嶋氏は1975年以降、毎年シンガポールとマレーシアで資料を集め、日本に帰国してから学生らに見せ、歴史を理解させようとしている。
高嶋氏は記者に対して、「私たちは毎年日本から多くの人を連れ追悼式に出席し、資料を収集している。こうすることで、日本に帰国後、多くの日本人に日本軍が東南アジアで犯した罪を理解してもらうことができる」と述べた。
2月15日はシンガポールの「全面防衛の日」でもある。シンガポールの民間防衛部門は 追悼式が開かれる前、二度と危険と戦争に見舞われないことを願う「警報解除」のサイレンを鳴らした。ゴー・チョクトン元首相が、全面防衛の日の設立を促した。2月15日を選んだのは、父母の世代が日本占領時代に受けた苦難を忘れないよう、シンガポールの人々に促すためだ。
蔡会長は、「歴史は素晴らしい教材で、若い世代に平和と自由の大切さを教えることができる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月16日