タイで多国間合同演習「コブラ・ゴールド」に参加中の自衛隊は2月15日、陸路から邦人を輸送する訓練を実施した。
今回の訓練は、外国で震災が発生し治安が悪化した場合を想定して行われた。日本が自衛隊を派遣し、取り残された邦人を陸路から空港に輸送し、空輸で脱出させる内容だった。
在タイ日本国大使館の数十人の職員が、避難する邦人役を演じた。陸上自衛隊、航空自衛隊の約70人の自衛官が訓練に参加した。自衛隊は初めて海外の多国間合同演習で、陸路輸送訓練を実施した。
日本政府は海外で車両を使い邦人を輸送できるようにするため、2013年11月に自衛隊法を改訂した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年2月27日