訪日観光熱から考えること

訪日観光熱から考えること。

タグ: 観光

発信時間: 2015-03-14 10:17:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

こんなことも見た。多くのファーストフードチェーンでは効率の高いサービスが提供されており、2~3人の店員が複数の職種をこなす。注文を取る、会計をする、品物を準備する、掃除をするなどすべてをこなし、混み合った時には店内の交通整理までする。

京都の老舗旅館で朝チェックアウトした時のことは忘れられない。玄関まで見送りに来てくれた従業員に、とある観光地までどうやって行ったらいいかを訪ねたところ、非常に詳しく教えてくれた。数百メートルほど歩いて角を曲がる時に振り返ってみると、その従業員は旅館の玄関にまだ立っていて、「そこで曲がるんですよ」と手で指し示している。筆者が道を間違うのではないかと心配して、ずっと見ていてくれたのだ。これには心から感動した。

台湾の学者・蒋勛さんの言葉に、「観光というものは我が身を振り返る大きなもので、異なる文化を通じて、自分の文化にどれくらい振り返るべき点があるかを教えられる」というのがある。確かに、サービスというものは文化の重要な現れの一つだ。つまり、日本のサービス産業はすでにブランドを樹立しており、国のソフトパワーの重要な現れになっているということなのだ。

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