日本の高齢者、中国侵略の真実を語る

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タグ: 日本 侵略 経験者

発信時間: 2015-03-21 10:52:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

橋村武司さん(83)は安倍談話について、「戦後70周年に発表される談話は、村山談話の精神に合致しなければならない。そのうち最も重要なのは、歴史に対する徹底的な反省だ。これによって隣国から信頼を勝ち取り、友好関係を実現するべきだ。個人的には、安倍首相は真の反省とは何かを理解していないと思う」と述べた。

橋村さんは直接参戦しなかったが、戦時中の記憶により、軍国主義の道を再び歩もうとする右傾主義に強い反感を抱いている。橋村さんは安倍首相の右傾化した思想に反対しており、安倍首相が目指す平和憲法の改正、国防軍の建設にも不満を持っている。橋村さんは、「国を守るためだけならば、軍隊は必要ない。我々は戦争が起きる前に、対話によって問題を解決するべきだ。軍備は一種の浪費であり、経済発展にとっても無益だ。日本が戦後大きな発展を実現できたのは、日本が軍備に財力と精力を浪費しなかったからだ」と指摘した。

橋村さんは、「日本はドイツに学ぶべきだ。ドイツは歴史を徹底的に反省し、フランスや周辺諸国との友好を実現した。日本の現在のやり方は残念だ」と話した。

橋村さんは1943年に中国の東北地区を訪れ、旧満州の学校で軍国主義教育を受け、戦争に貢献することを学んだ。橋村さんは日本の敗戦後、父と共に中国に留まり、甘粛省の天水〜蘭州鉄道の建設に協力した。「中国のために微力を尽くしたことになるだろうか」

関東日中平和友好会会長の新宅久夫さんは、1935年に長春に生まれた。新宅さんは中国を、第二の故郷としている。新宅さんは中国での経験について、「父は満鉄病院の薬剤師だった。第二次大戦の勃発後、多くの人が戦場に無理やり連れて行かれた。父は幸運だった方で、徴兵されなかった」と語り、災難を免れたことを幸運に思っている口ぶりだった。

 

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