新宅さんは、「安倍首相は戦後生まれで、戦争の悲惨さを経験しておらず、少しも理解していない。安倍首相は歴史認識で、祖父の右翼的な思想を完全に継承しており、侵略を否定し、極東軍事裁判の審判の結果を認めていない。この歴史認識は間違っている。このような思想は、安倍首相の政権運営によって、一部の若者にも影響を及ぼしている」と述べた。
新宅さんは、「日本の若者は政治への参加に消極的で、今起きていることのすべてが自分とは関係ないと考えているが、これは間違っている。将来的に本当に戦争が勃発すれば、戦場に立つのは若者なのだ。日本の若者は立ち上がって戦争に反対し、安倍政権に自分の反対意見を勇敢に突きつけるべきだ」と語った。
新宅さんは、「安倍首相はメディアの制御により、自分に不利な言論の多くを遮断し、メディアを提灯持ちにしている。この影響を抑えるため、反対運動が不可欠だ。我々は年を取り、おそらく大きな力を持っていないだろうが、(安倍政権を)放任し続ければさらに悪化するだけだ。中国には、小さな火花でも広野を焼き尽くすことができるということわざがある。我々は平和の維持、日中友好のため取り組み続ける」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月21日