日本内閣府が21日に発表した最新の世論調査によると、日本人の3割が景気回復に期待していないことが分かった。
この「社会意識に関する世論調査」は、日本国内の1万人の男女を調査対象とした。現在の日本の状況について「悪い方向に向かっている」と思う分野を複数回答で尋ねたところ、「景気」が30.3%で、昨年1月の前回調査から11.3ポイント増えた。「景気」を上回ったのは「国の財政」と「物価」で、前回調査時よりもそれぞれ上昇した。現在の社会で「満足していない点」(複数回答)に関する質問では、「経済的なゆとりと見通しが持てない」 が46.9%に達した。
共同通信社は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」に対する期待が薄れつつあるためと分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月23日