【保険の加入】
日本は地震多発国で、不動産は地震によって損失を被るおそれがある。これは特殊なリスクだが、各種保険にすべて加入しなければ、地震・津波・噴火による損失の補償を受けられない。震災保険に加入していたとしても、補償の上限が設けられている。これらの要素を考慮しておく必要がある。
日本で住宅を購入する場合は、その建築物が合法であるかを詳しく調べなければならず、付帯するリスクについても検討が必要だ。例えば国土交通省は2005年11月17日に、姉歯建築設計事務所(千葉県)の姉歯秀次・1級建築士が、建築物の耐震性に関するデータを偽造していたと発表した。問題が明るみに出ると、同建築士が設計した建物はすべて取り壊しとなった。このような不動産を購入した場合、自分が苦しい思いをすることになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月7日