日本の産業遺産申請で韓日の「歴史戦」勃発

日本の産業遺産申請で韓日の「歴史戦」勃発。 国連ユネスコ「世界遺産リスト」への早期産業地域の登録を進めている日本に、韓国が反発を強めている。韓国側によると、同地域の炭鉱や造船所などは、朝鮮半島から日本に強制徴用された労働者の血と涙が流れた場所でもある…

タグ: 産業遺産申請 歴史戦争

発信時間: 2015-04-23 12:48:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全力阻止の動き

現在、国際記念物遺跡会議は日本側の申請の評価を進めており、早ければ来週には申請を支持するかが決定される見込みだ。同会議の評価は、国連ユネスコの世界遺産委員会に参考資料として提出される。同委員会は今年6月28日から7月8日までドイツで会合を開き、「世界遺産リスト」の新たな項目を審議・選定する。

ある匿名の韓国の政府高官は21日、「世界遺産申請は安倍晋三首相がメンツをかけたプロジェクトだ」と語った。「日本側は説得に全力を尽くして、この地域の世界遺産登録をはかるだろう」

聯合ニュースの報道によると、日本側の動きを阻止するため、韓国の国会議員数十人が日本の世界遺産申請を非難する決議草案を起草している。韓国外交部も対応のための専門チームを組織し、文化とユネスコを担当する高官のチェ・ジョンムン氏を代表に任命している。韓国は今週さらに、ベテラン外交官のイ・ビョンヒュン氏をユネスコ大使に任命し、チェ氏と共同で任務に当たらせている。

匿名の韓国政府高官によれば、日本側は資金提供や「文化外交」などの手段によって申請登録に地ならしをしており、韓国による登録阻止には難度もあるが、「一部の国、とりわけ東南アジアの国々は韓国側の立場に同情を示し始めている」という。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月23日

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