【著者略歴】方軍
1954年、北京に生まれる。70年に首都鋼鉄公司の工員となる。73年に入隊し、軍隊時代に中国共産党に入党した。80年より北京朝陽夜間大学で日本語を学びはじめる。84年に卒業し、読売新聞北京支局で日本人記者の助手を務め、のちに日本大使館領事部で働くようになる。90年に北京の新聞社の記者となり、91年日本に留学。二つの大学で社会学と経済統計学を学んだ。97年3月帰国、同年12月、処女作「我認識的鬼子兵」が刊行された。
北京盧溝橋にある中国人民抗日戦争紀念館で研究の傍ら、北京社会科学院中日関係研究センター副研究員も務める。中国作家協会会員。
■航鷹・著、干保田・監修、仁子真裕美・訳
『商旅―(株)天津飯店の王克昌社長』http://duan.jp/item/48.html
成功するには、今も昔も変わらないことがある。困難を克服し、挫折に打ち勝たなければならないこと。そして、不撓不屈の精神と勇気を持たなければならないことである。(株)天津飯店社長・王克昌の事績を記す。
■伍継延/徐志頻・著、多田敏宏・訳、段躍中・監修、村山富市・題字
『湖南商人』http://duan.jp/item/131.html
湖南の実業家、経済人という余り知られていない分野の先人たちに光を当て、清朝末以来の輝かしい「湖南商人」の実績を紹介。
「本書は、湖南の実業家、経済人という余り知られていない分野の先人たちに光を当て、清朝末以来の輝かしい『湖南商人』の実績を紹介しており、日本の人々にも読んで貰えることは、とても喜ばしいと思う。湖南省は曾国藩,毛沢東ら多くの政治家が輩出したが、商売の才能を持つ人材が少ないとも言われてきた。しかし、政治家、軍人に優るとも劣らない湖南人の経済面の実績を、改めて明らかにすることが出来た。
日本湖南人会・日本湖南省友の会設立三周年を記念して、『湖南商人』を日本語で刊行したことは、まさに故郷からの新しい風であり、企画者として望外の喜びある。これからの新しい湖南人イメージは、政治家、軍事家、文化人だけではなく、経済人としても、中国の他地域の商人に負けない力を証明できたといえるだろう。湖南省と日本の交流には、この新しい風に乗って、新しい一頁が開かれると信じている」――段躍中の序文より抜粋。
【著者略歴】徐志頻
湖南人、著名作家、評論家、現代湖南文化の開拓者、中国市民社会の推進者。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月24日