安倍氏が謝罪と反省に触れず 隣国関係の火種を残す

安倍氏が謝罪と反省に触れず 隣国関係の火種を残す。

タグ: 安倍 謝罪 隣国 

発信時間: 2015-05-04 10:27:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

TPP交渉、新たな「日米防衛協力のための指針」、歴史問題は、安倍首相の訪米の焦点だ。このすべての議題が持つ影響力は、両国関係の範疇を超えている。特に安倍首相の米議会演説における歴史問題に関する態度は、今年8月15日の敗戦70周年演説のリハーサルとされている。これはまた日本が世界に対して、国家の発展方針を最も明らかに示すための節目となった。しかし安倍首相は米議会演説で、米国にへりくだり第二次大戦の犠牲者に哀悼の意を表するにとどまり、その他の地区の関心事を故意に無視し、謝罪を拒み、さらには慰安婦問題さえ認めようとしなかった。アイルランドの主要紙『The Irish Times』は、「日本の首脳にとって、『すみません』は最も口にしがたい言葉のようだ」と皮肉った。

韓国・中央日報は3日、安倍首相が訪米中に抗議を受けたことについて、「五星紅旗(中国国旗)と太極旗(韓国国旗)が安倍首相の宿泊先のホテル付近に押し寄せた」と報じた。韓国SBSテレビは、「抗議の影がつきまとい、安倍首相に対して第二次大戦の歴史問題に責任を負い、謝罪するよう求めた。デモ参加者の規模が予想以上であったことから、安倍首相を含む日本の代表団は宿泊先のホテルの正門を使わず、『裏口』を使い出入りした」と伝えた。韓国・聯合ニュースは、「安倍首相は米議会演説で、植民地支配と侵略の謝罪と反省への言及を故意に避けた。これは日本の中韓などアジアの隣国との関係に『火種』を残した」と指摘した。

シンガポール華字紙・聯合早報の韓咏梅副編集長は3日、「歴史のもつれにおける『すみません』」について分析し、「安倍首相は米議会演説で、日本の過去の戦争行為に『深い悔い』を表し、日本は第二次大戦中の行為がアジアの人々にもたらした苦しみを絶対に無視できないと表明した。しかしながら、安倍首相は日本が発動した第二次大戦について謝罪しなかった。複雑な歴史のもつれにおいて、多くの問題は誠意ある『すみません』によって解消される。今年は終戦70周年だが、安倍首相には日本が発動した戦争について謝罪する兆しが見られない」と論じた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月4日

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