日本ではショッピングも人気だ。だが日本で売っている家電は、炊飯器やハイテク便座なども含めてメイド・イン・チャイナのものばかりだ。日本人はサービスがいい。これは嘘ではないだろう。バスを降りると、運転手が一人ひとりに笑いかけ、お辞儀をして、感謝の言葉を口にする。100人客がいれば100回そうする。日本人からすれば、別に中国人を特に好むからそうしているわけではなく、仕事中の決められた動作にすぎない。もっとも日本人のこのような勤勉な精神は学ばなければならないだろう。日本の観光業は、日本の工業と同じく、特に資源が豊富なわけでなく、勤勉な精神で持っていると言える。日本人がうやうやしくサービスするのを見て、中国人は少し鼻が高くなり、快適な思いをするだけである。
だが中国の一部の成金が日本で財力を見せつけるのを好ましく思わない日本人も増えている。日本に対する中国人の好感と、中国に対する日本人の反感とには、大きなギャップが現れていると言える。中国のマイナスイメージは誇張されており、安倍首相は反中の旗をかかげて庶民の50%余りの支持を得ている。日本の庶民の選択は政府による反中世論誘導の影響を受けている。日本の政治屋のメディア操作に注意を怠ってはならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月11日