44年前に始まった中米関係正常化、その後の中日国交正常化に積極的な影響をもたらした「ピンポン外交」を記念し、愛知県は19日、名古屋市内の体育館で、「ピンポン外交」のモニュメントの除幕式を行った。
同モニュメントは陶器でできており、幅7メートル、高さ3メートル。中日米のそれぞれの国旗をイメージした3つのピンポン球の弾む軌跡で「対話」を表現している。また、漢字と英語で「平和」「友好」の字が刻まれている。
除幕式には100人が出席し、中国駐日大使の程永華氏が挨拶した。
1971年、第31回世界卓球選手権大会が愛知県名古屋市で行われた。中米の選手は試合中に友好的な交流を行い、中国側は米卓球チームを訪中に招いた。米国チームの訪中に続き、中国チームも訪米した。こうした相互訪問は、中米関係の正常化を推し進め、その後の中日国交正常化にも積極的な影響をもたらし、「ピンポン外交」と称えられた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年5月20日