英国は日本に対して、離島奪還に向けた水陸両用能力を構築するための支援と提案を行っている。日本の防衛省は、米国よりも英国の海兵隊の規模・形式のほうが日本に適していると表明した。中国国防科技信息網が伝えた。
リチャード・ スペンサー英海兵隊副司令官は、5月に横浜で開かれた防衛見本市で、「日英双方は12ヶ月以上前から水陸両用作戦能力の構築で協力することを決めており、英国の関係者がそれ以降4回訪日している」と話した。
日本はNATOによる上陸軍事演習「ジョイント・ウォリアー」に参加した。同演習は英海軍に「大規模な国を跨ぐ演習」と呼ばれ、「上空・水上・水中・水陸両用作戦」の融合を実現した。4月11−24日に実施された同演習には、55隻の艦艇・潜水艦、70機の軍機、1万3000人の兵士が動員された。参加国は13カ国。防衛省の情報によると、日本はオブザーバーとして小規模な部隊を派遣した。