中古品市場、日本経済のバロメータ的存在

中古品市場、日本経済のバロメータ的存在。

タグ: 日本経済

発信時間: 2015-06-24 18:13:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

〇バッグを買うために手持ちのバッグを売る

日本の女性消費者は、経済が底に落ちこんでいた時、必需品を買うために、やむなく自分が持っている高級ぜいたく品を売りに出した。そして今、彼女らは最近、自分が保有するぜいたく品をふたたび売り始めた。ただし、今回は必需品を買うためではなく、より高級な商品を手に入れるためだ。

中古品市場での豊かな経験を持つ「コメ兵」の石原社長は、「日本人女性は、より高級なバッグを買うために、手持ちのバッグを売り払う。このような行動に出る背景には、自分の所得が来年さらに上がると確信する気持ちがあるからだ」と指摘する。石原社長によると、「コメ兵」でバッグを売った後、すぐに大型マーケットやレストランに直行する顧客が非常に多いという。

持続的円安進行は、高級アクセサリ市場に大きな影響をもたらした。ある統計データによると、円安の影響で、新品の高級ブランドバッグの値段が1割から2割上がり、中古品市場の価格にも「つれ高現象」が起こり、店頭商品の価格は約15%跳ね上がった。

石原社長は、「私の友人でも、何度も使っていないブランドバッグを売り払い、その後、新たにバッグを購入する人は非常に多い。新作を持つことができ、お金の節約にもなる。日本には、ぜいたく品を専門とする鑑定士という職業がある。彼らのような専門家がいることで、日本の高級中古品市場は大変成熟している」と述べた。

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