中古品市場、日本経済のバロメータ的存在

中古品市場、日本経済のバロメータ的存在。

タグ: 日本経済

発信時間: 2015-06-24 18:13:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

〇人気が高い「中古品」

日本の若者たちの間では、かなり以前から、「中古品」を買うことが一種の流行になっている。日本では、1980年代末から1990年代初めにかけて、ぜいたく品市場が大いに盛り上がったバブル絶頂期を経て、バブルが弾けて不景気になり、ぜいたく品の消費は大いに落ち込んだ。人々は当時購入した「コレクション」を売り出すようになった。この時期、日本国内で中古ぜいたく品を取り扱う店舗は、約1千店から1万店以上に膨れ上がった。世界で最も成熟した、最も正規の、コストパフォーマンスが最も高い、規模も最大の中古品市場が日本に誕生したと言えよう。多くの廃盤商品が、日本にだけあり、それらの収蔵価値はとびきり高く、将来値段が上がる可能性が極めて大きい。特に、廉価で高品質の品物は、モノの価値が値段をはるかに上回っていた。

早稲田大学2年生の林達さん(仮名)は、次の通り話した。

「中国国内の中古ぜいたく品ショップで売られているのは、ほとんどがわずか数年前の型番のものだ。一方、日本の中古ショップでは、10年前から20年前の型番の商品が揃っている。アンティーク全盛の今、日本の中古ショップの商品は、欧米で販売されているものに全く見劣りしないものばかりで、選び抜かれた良質の商品が並んでいる。商品価格については、格安と言っても過言ではない」

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