中国国家檔案局の副局長である李明華氏は7月6日、国務院新聞弁公室の記者会見で、日本人戦犯の供述書の一部を8月1日から31日かけて国家檔案局のウェブサイトで公表することを明らかにした。
同氏によると、中央檔案館と中華書局が共同で「日本人戦犯供述書選」を出版し、日本人戦犯の供述書を公表する。当時最高人民検察書は1951年から1956年6月にかけて、対中侵略を行った日本人戦犯の犯罪行為について調査した。調査の過程で作られた日本人戦犯供述書は、中国人民に対して行った唾棄すべき日本人侵略者の自供書である。
李明華氏は、「対日侵略期間、日本軍が中国人を思うままに虐殺、逮捕、奴隷化、堕落化し、細菌兵器や化学兵器を作って人体実験を行ったり、慰安所を作って性奴隷である「慰安婦」を強制動員したりしたことがこの供述書から分かる。婦女を強姦し、物資を略奪し、街や村を破壊し、一般市民を駆逐した。国際的に見ても人道主義の原則から見ても許されない悪行であり、善良な人間には想像もつかない、人類の道徳の最低ラインを超えた犯罪行為である」と述べた。