43年1月、当時のルーズベルト米大統領はカサブランカ会談の後、同盟国の根本的な目標は「未来の世界平和を合理的に保証すること」であり、これは「ドイツ、日本、イタリアの国民の破滅を意味するのではなく、他国民の征服と隷属に基礎をおくこれら諸国の哲学の破壊を意味する」と述べた。第二次世界大戦の終結から70年を迎える今日、国際社会は「ポツダム宣言」をはじめとする国際法律文書の威信を共同で保ち、世界反ファシズム戦争勝利の成果を共同で守り、日本の消極的な動きを警戒し続ける。根本的にいえば、これはかつて人類に無限の災厄をもたらした「哲学」が燃え残りの中から再び炎を上げるのを防ぐことに他ならない。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月26日