中国と激しい競争を展開している日本は先ほど、より良い条件を提示した。日本国際協力機構駐インドネシア代表によると、日本はインドネシアの高速鉄道プロジェクトに、償還期間40年・年利0.1%・猶予期間10年という条件を提示したが、具体的な融資額には言及しなかったという。
中国と日本は、世界最先端の高速鉄道ネットワークを持つとPRしている。日本は1964年、ライバルとなる他国より数十年早く、世界初の高速鉄道「新幹線」を敷設した。中国は2007年に初の高速鉄道を開通させ、高速鉄道の総距離はすでに全世界のの半分以上を占めている。シンガポール・トゥデイ紙は12日、アジアの2大国は地域における競争力をめぐる競争を激化させていると伝えた。競争力を高めた中国の新たな提案は融資にととまらず、路線距離150キロメートルに8つの列車駅を建設し、設計上の最高速度を時速350キロメートルとするといった条件も盛り込まれた。
日本が提示した総距離180キロメートルの路線の、設計上の最高時速は300キロメートルだ。中国側は、来月着工が認められれば、2019年の全線開通が可能としている。日本側は竣工を8年後に予定。チャニアゴ国家開発企画大臣は、「中国側の新たな提案には多くの変更点が見られ、より有利な条件となった」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月15日