日本で中国人慰安婦のドキュメンタリーが上映、観客も増加中

日本で中国人慰安婦のドキュメンタリーが上映、観客も増加中。 在日華人の班忠義氏が20年をかけて撮影した、中国の元8人の従軍慰安婦の証言をまとめたドキュメンタリー映画『太陽がほしい』が、8月に日本で上映した。この2時間50分の映画は、第二次大戦中に日本兵に集団強姦され、慰安婦にされた中国人女性を記録しており、中日政府・社会の慰安婦問題に対する態度を反映している…

タグ: 慰安婦 ドキュメンタリー 観客

発信時間: 2015-08-22 09:17:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

関心が勇気を育む

彼女たちは当初あいまいに話していたが、班氏と共に撮影に慣れていくに従い、当時の出来事について語ってくれた。劉面換さんは15歳の時に集団強姦され、横穴式の住居に閉じ込められ日本軍の慰安婦にされた。昼も夜も、用を足す時しか休めなかった。「這うようにしてトイレに行き、壁に寄りかかりゆっくり立ち上がり、窓から太陽を見た」という苦難の日々が、作品名を生んだ。劉面換さんの父は40日後に彼女を救い出し、治療を受けさせた。しかし彼女は左腕に障害を負った。彼女は村人たちに経歴を知られていたため、死ぬまで結婚することができなかった。

8人の元慰安婦のうち、慰安婦にされる前に結婚していた人もいる。しかし子供を産む力を失った彼女たちは、救出されたあと夫に捨てられた。カメラを前にした多くの慰安婦はすでに夫を失っており、孤独と貧困に苦しみ、病気を治療するお金もない。子供がいる人は珍しく、家族は、母が一日も幸せに暮らしたことがないと語っている。

班氏は1995年より、日本の民間人による元慰安婦の支援会の代わりに、毎年200万円の寄付金を3回に分け送り届け、重病の元慰安婦に病院で治療を受けさせた。班さんは、「医療費はその他の支出で、総額の統計を取れないほどだ。当時映像を撮影したのは、支出を記録するためだった」と述べた。

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