日本の内閣は24日、安倍晋三首相が9月3日の中国抗日戦争勝利70周年記念活動の出席を見送り、その前後の訪中の予定もないと発表した。菅義偉官房長官は、安倍首相は国際会議などの場を通じて、中国の首脳と会談する機会を伺い続けると述べた。
安倍首相が中国の活動に出席しないことは、多くの人から早くから予想されていたことだ。安倍首相の欠席は、その中日関係に対する一貫した態度と一致する。来たら、むしろ意外である。中日関係には現在、このような意外なことが生じる条件が備わっていない。安倍首相は一度の意外な出来事により、中日の和解を促進する意向を少しも示していない。
中国は安倍首相に招待を出したが、この姿勢は必要な礼儀とみるべきだ。安倍首相が訪中するか否かを巡り、日本の世論は中国よりも複雑な心情を示した。中国人は、安倍首相がどのように反応するか、好奇心を持っていた。このタイミングで訪中すれば当然ながらよいことで、訪中しなかったとしても中国がきまり悪い思いをすることはない。70周年記念活動は、中日関係のために開かれるのではない。