ケネディ駐日米大使、私用の電子メールを公務に使用 敏感な情報も

ケネディ駐日米大使、私用の電子メールを公務に使用 敏感な情報も。 米国務省が25日に発表した報告書によると、キャロライン・ケネディ駐日米大使が私用の電子メールを公務に使い、慎重な取り扱いが必要な情報のやりとりをしていた。これによりケネディ大使は、ヒラリー・クリントン前国務長官に続き同じ問題を起こした政府関係者となった…

タグ: 米大使 電子メール 財務問題

発信時間: 2015-08-27 16:14:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

財務問題が明るみに

監査総監室は報告書の中で、駐日米国大使館は電子メールの問題のほか、財務文書の管理にも基準違反の現象があったとした。

報告書によると、駐日米国大使館は財務文書を集中的に管理・保存しておらず、文書を複数の職員のパソコンに分散し保存していた。これは国務省と米国の規定に違反する。

報告書は、「大使館の職員は自分のフォルダに異なる文書を保存し、共用のドライブの個人用フォルダと、マイクロソフトのメールサービスの個人用フォルダに保存していた。これらのフォルダが他者に使用されることも、検索されることもない」としている。

報告書が指摘した問題について、ケネディ大使は公式のコメントを出していない。しかし米国務省のジョン・コビー報道官は25日、ケネディ大使と大使館の行為を弁護した。

コビー報道官は、「ケネディ大使は時々私用の電子メールを使用していたが、国務院の規定に背いた形跡はない。我々は私用の電子メールの使用を禁じていないが、これを奨励してもいない。関連する規定を順守した上で、私用の電子メールを公務に使うことが認められている」と述べた。

ケネディ大使(57)はケネディ元大統領の娘で、2013年より駐日米国大使に就任している。

AFP通信は、「ケネディ大使が本件によりヒラリー氏のような厳しい調査を受けることはない。しかし私用のメールの問題が再び生じたことで、米国務省は再び恥をかいた」と伝えた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月27日

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