米太平洋艦隊司令官のスコット・H・スウィフト氏は25日、海兵隊の最新のステルス戦闘機「F-35」が、「来年か再来年」に太平洋地域に配備されると発表した。共同通信社はスコット氏の発言を引用し、米軍はF-35を含む艦艇および空の作戦能力の、最先端の設備を太平洋地域に投入すると報じた。F-35は、長崎県・佐世保基地のボノム・リシャール強襲揚陸艦の後継船の引き渡しに際し、山口県・岩国基地に配備される見通しだ。
太平洋艦隊は現在、約200隻の水上艦・潜水艦、1100機の軍機を保有する。F-35は米軍が期待を寄せる新型戦闘機で、プロジェクトの規模は総額にして3000億ドル以上に達している。これは史上最も高価な武器計画だが、一連の技術問題の解消が待たれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月27日