まず日本メディアは朴大統領が訪中することはないと予想した。韓国が訪中を正式に発表すると、日本メディアは朴大統領が閲兵式を避けるのではと推測した。朴大統領が閲兵式に正式に出席することを決めると、「米国と(韓国)国内の反対派の態度を鑑み、閲兵式で拍手することはない」と憶測した。
拍手するかまで憶測するとは、日本は中国の閲兵式のために心配しきっているようだ。これは事あるごとに中国に対抗しようとする、安倍政権の心理によるものだ。
共同通信社によると、9月3日に北京で開かれる抗戦記念活動について、中国が日本を牽制するか軍事力の強化を誇示すると分析する声もあるという。安倍晋三首相はこの可能性を鑑み、欠席を決定した。共同通信社は、日本政府は潘事務総長の閲兵式出席が中国に肩入れしすぎと判断し、関心を表明するに至ったと報じた。
これはまさに荒唐無稽だ。潘事務総長の報道官は、潘事務総長が今年ロシアと欧州で開かれた多くの第二次大戦記念活動に出席したほか、8月6日に広島で開かれた平和祈念式典にも国連高官を派遣したと指摘した。これらの活動は、いわゆる「中立」を損ねるのだろうか?