日本は「リーダーシップ」を発揮できるか

日本は「リーダーシップ」を発揮できるか。

タグ: 安倍晋三 リーダーシップ

発信時間: 2015-09-09 14:45:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

現在日本をリードする政治家は、『国連憲章』の真髄を理解せず、理解しようともしていない

9月3日、中国は抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年の記念活動を行い、中国人民は歴史を胸に刻み、先人を追悼し、平和を大切にし、未来を切り開く決意を示した。これは『国連憲章』の真髄でもある。

それに対し、日本は中国の記念活動を非難しただけでなく、潘基文事務総長の出席にも不満を示した。中立であるべきだと日本の有力政治家は繰り返し表明した。さらに、自民党の外交・経済連携本部は会議を開き、潘基文氏の出席について国連に抗議文書を提出しようとした。

騒ぎ立てる日本に対し、潘基文事務総長は次のように批判した。「WWIIという人類最大の悲劇が終わった70周年を全世界が記念し、国連成立70周年を記念する。歴史を振り返り、教訓を見直すことは非常に重要なことだ。教訓を汲み取った上で、明るい未来に目を向けることが習近平主席の招きに応じて出席する理由だ。これは事務総長としての役割だ」と述べた。

現在日本をリードする政治家は、戦後の日本の平和発展の道に背き、隣国と国際社会から信頼されていない

安倍政権の発足後、「武器輸出三原則」を捨て、防衛予算を拡大し、日米同盟を強化し、新たな「防衛白書」を可決した。軍事力を強化し、軍事安全政策を調整するというはっきりした動きがある。

特に、国内世論と国民から反対があるにもかかわらず、安倍政権は集団的自衛権の解禁を目指す新安保法案の採決を衆議院で強行した。同法案によると、自衛隊の最高指揮官として、首相は「総合判断」に基づき集団的自衛権の行使と海外の戦争への参加を判断する。つまり、戦後の「専守防衛」の方針が変わった。

安倍政権の行動は隣国や国際社会を不安にさせた。安倍氏が世界で「リーダーシップ」を発揮しようとするのは、右傾化する日本の影響力を高めるためである。このような日本が「リーダーシップ」を発揮すれば、災いをもたらし、緊迫化した国際情勢をエスカレートさせるだけだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月9日

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