会期3日のソウル安全保障対話2015が、9日に開幕した。今回のテーマは「停戦70年、分裂70年:課題と希望」。中国、米国、日本などの30カ国、国連やEUなど4つの国際機関の防衛当局者・専門家ら250人以上が、国際社会が直面しているさまざまな安全問題について議論する。
韓国の朴槿恵大統領は9日の演説で、韓国政府の世界平和、テロ対策、核拡散防止、公衆衛生の安全、気候変動、貧困、人権などの世界安全分野で実施した政策と講じた措置を紹介した。安全保障対話は10日、本会議と3つの討論会を開き、朝鮮半島の統一と世界安全、東アジアの海洋の危機、サイバーセキュリティと国際協力といった3つの重要な内容を網羅する。韓国、中国、米国、日本、ロシア、モンゴルなどの専門家・学者は11日、北東アジア多国間協議を開く。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年9月10日