記念式典は、壮大な主題と豊かで分厚い内容を持ち、平和を呼びかける思想の際立つものであった。日本政府の報道官が日本との和解の内容がないとしたことは、まったくちぐはくな反応であり、記念式典のこの上ない善意と重大な意義とを理解しない反応と言わざるを得ない。和解の願いと誠意と言うのであれば、中国は閲兵式の開催前に日本の指導者を招いており、隣国との友好に向けた中国側の善意は十分に示されている。来るのを拒み、来る勇気を持たず、さらには来る「能力」を欠いたのは日本である。
余将軍は、安倍政権に来ようという気が少しはあったということは否定しないが、日本の右翼勢力の圧力やしがらみを脱却できず、安倍首相にはこの局面を制御する能力がなかったのではないかと見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月10日