中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたり、「平和のための太原マラソン」をテーマとした2015年太原国際マラソン大会が9月13日、中国(太原)石炭交易センターで開催される。反戦のテーマを強調するため、同大会は全国から100組のマラソン団体を招待し「百団大戦」を再現するほか、抗戦元兵士も会場に招待する。
同大会は男・女各フルマラソン(42.195キロ)とハーフマラソン(21.0975キロ)、ジョギング(4.2195キロ)、親子ジョギング(4.2195キロ)の6つのコースを設置。応募者は現時点で3万15人に達し、3年連続で参加する人の数は3万人に達した。うち、フルマラソンとハーフマラソンには過去最多の9700人が参加する。
中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたるこの年、山西省が抗戦で重要な地位にあったことを踏まえ、今大会は走ることでこの重要な歴史を記念する。8月の参加者募集開始から、「平和のための太原マラソン」をめぐり一連の活動が行われた。中でも、「百団大戦マラソンチーム募集」は最も力を入れた。「百団大戦」は、中国抗日戦争時期に中国共産党の指導のもとで繰り広げられた山西省を主戦場とした規模が最大で期間が最も長い戦役である。組織委員会はこの重大な歴史的事件を記念するため、全国から100組のマラソン団体を「百団大戦」をテーマとした活動に招待し、抗戦勝利70周年に合わせると共に新しい形で敬意を示す。組織委員会は100組のマラソン団体にフルマラソン参加資格を与え、それぞれの「団旗」を持ち、「百団英雄ランク」への入選や「百団影像」の撮影を行う機会を与え、「百団大戦」参加チームの旗を永久的に保管する考えである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月12日