生活水準の向上に伴い、海外メディカルツアーが好評を博している。訪日外国人客が激増する中、日本の関連企業は訪日客の医療の需要を見据え、大阪にメディカルセンターを設置した。中国語と英語で、外国人に医療サービスを提供する。
阪神電気鉄道などは10月1日、大阪・西梅田の複合ビル内に、中国語や英語で診察を受けられる医療モールを開業する。海外から関西を訪れる観光客やビジネスマンが急増する一方、外国語で対応できる医療施設は限られており、旅先で体調を崩した外国人の受け皿として期待される。
医療モールの名称は「インターナショナル・メディカルスクエア」。内科や皮膚科、眼科など幅広い治療を受けることができる。女性をターゲットにした美容サービスも充実させ、周辺の高級ホテルの外国人宿泊客に加え、日本人の富裕層の来客も狙う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月24日