石破氏が派閥結成、「ポスト安倍時代」をリード

石破氏が派閥結成、「ポスト安倍時代」をリード。

タグ: 安倍晋三,石破茂

発信時間: 2015-09-30 11:06:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

正しい人に従えば、一生楽をすることができる。日本人もこれを理解しているようだ。しかも長期的に見ると、「石破の乱」は一度の戦いで勝敗が決することはない。そのため国会議員の中には、創世「日本」とさわらび会に同時に加入する投機的な人物もいる。

さわらび会の台頭により、日本の世論も石破氏を評価した。政治評論家の浅川博忠氏は、「石破氏の麾下に集まった若手議員は数が多く、地方では安倍首相よりも人気がある。石破氏が地方の遊説を続ければ、総裁選に出馬した際に当選する可能性がある」と指摘した。政治記者の鈴木哲夫氏は、「石破氏は安保関連法案で安倍首相と異なる意見を持ち、かつ安倍首相よりも安保に詳しいと自負しており、党内で正面から安保関連法案を批判できた。これは実際には、今後の総裁選の準備であり、安倍首相と安保関連法案に反対する姿勢により、国民の間で高い支持率を手にすることができる」と分析した。

上述した世論により自信を得たのか、野心を抑えられなくなったのか、安保関連法案の強行採決で安倍政権の運営が前途多難と見たのか、それともそのすべての理由からか、石破氏は9月28日に派閥政治反対という古い主張を捨て、いつかはやると思われていたことを行った。つまり、「石破派」の結成だ。

石破氏は派閥結成の記者会見において、安倍首相に対する挑戦状ではないと謙虚だが明確に表明し、「私が政権運営を期待されているならば、試してみたい」と述べた。

前回の「石破の乱」にとって、今回の「水月会」の結成は遅すぎたと言える。石破氏は人気のピークと多くの同情票を逃した。しかし次の、つまり3年後の「石破の乱」にとって、水月会の結成は時期尚早と言え、安倍首相の独裁政権の中で的となっている。

未来の日本の政界で誰が覇者になるかを判断するには、3年後の「石破の乱」を待たなければならないだろう。しかし石破氏が率いる「ポスト安倍時代」の序幕はすでに開かれている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月30日

     1   2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。