「免税店」が問題に
2000円の商品を2万円で販売
訪日中国人客の激増により無資格ガイドが氾濫するという問題について、NHKは長期間の追跡調査を行った。その結果、驚きの問題が明るみに出た。
NHKの記者は複数の旅行会社のバスに潜入した。多くの中国人客はショッピングのための「免税店」に連れて行かれた。中国人客は、日本の大手企業が開く家電売場や化粧品店ではなく、辺鄙でほとんど知られていない建物内で開かれている「免税店」に連れて行かれる。しかも事前に、「この店は最も安く安全」と説明される。これらの免税店の多くは、中国人や韓国人が開いている。あるガイドは、「定価2000円の商品が、2万円で中国人客に売られている」と証言した。
NHKの調べによると、これらの「免税店」の利益の分配状況は、店側が50%、旅行会社が25%、ガイドが25%となっている。