新3本の矢、日本経済の救世主になるか?

新3本の矢、日本経済の救世主になるか?。

タグ: 3本の矢 日本経済 アベノミクス

発信時間: 2015-10-10 13:26:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第3次安倍内閣が8日午前に正式に発足した。新内閣は経済発展を再優先し、アップグレード版「アベノミクス」を推進する。これには、「新3本の矢」、2020年頃までに国内総生産(GDP)を600兆円にするという目標が含まれる。

経済を最優先

新内閣は、新3本の矢(強い経済、子育て支援、社会保障)という内閣の基本方針を定め、「1億総活躍社会」を目指す。具体的に見ていくと、この方針は財政・金融などの既存の政策の強化、「経済の好循環」の維持、目に見える地方創生の着実な推進を呼びかけている。

新3本の矢は、高齢化や労働力の不足といった、長年に渡る構造問題の解消に取り組む。

中国社会科学院日本研究所外交研究室主任の呂耀東氏は、「安倍首相は再び経済発展に重心を置いた。これは安保関連法案に対する国民の反感をそらし、日本国内の国民生活に視線を向け直すためだ」と分析した。

新3本の矢を射つ理由は?

安倍首相が2013年に射った3本の矢の1、2本目は、積極的な金融緩和策と財政刺激策だ。円安と株価高騰により、企業の自信を強め経済復興を実現するという狙いがあった。

しかし規制緩和と改革により、日本経済の長期的な成長の潜在力を高める3本目の矢は、推進が遅れている。データを見ると、アベノミクスは今日も奏功していない。今年第2四半期の経済成長率は再び低下し、実質マイナス成長となった。アベノミクスは持久力を失っている。

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