代表の討論そのものが最も重要な成果
今回のフォーラム前に発表された日程に「中日コンセンサス」の発表があったが、最後に「コンセンサス」が発表されなかったことが関心を集めた。
最後に開かれた記者会見で、主催側の中国外文局の周明偉局長は、「今回のフォーラムでは出席者の数、討論した議題、話題の深さ、双方代表の率直さのどれもが予想を上回り、双方出席者が高く評価した。双方の有識者が自分の意見を率直に述べる場を提供することこそがフォーラムの最も重要な主旨である。今回の会議で代表が討論した内容そのものが最も重要な成果であるため、形式的にし、討論時間を犠牲にしてコンセンサスにまとめる必要はない。この点でも、双方代表は共通認識に達した」と説明した。