日本は全国の15基地に24基のパトリオットミサイル発射台を設置しており、朝鮮からの弾道ミサイルによる攻撃に備えている。中国国防科技信息網が伝えた。
日本防衛省は10月28日、北海道千歳市の自衛隊空軍基地に、2基のパトリオットミサイル発射台を配備し、2004年のパトリオットミサイル配備計画を完了したと発表した。
この2基を含め、沖縄から北海道までの日本全域の15基地に、24基が設置されたことになる。東京周辺の4カ所(千葉県の自衛隊習志野駐屯地、埼玉県の入間基地が含まれる)には、PAC-3ミサイルが配備されている。
日本自衛隊にはパトリオットミサイルの6つの部隊があり、それぞれ4基のPAC-2、2基のPAC-3を持つ。
日本は過去10年間で米国からPAC-3を購入し、海外の脅威に対応していた。日本は2006年に1億4400万ドルを費やし、米国から1期目となる16基のPAC-3を購入した。
パトリオットは長距離・全空域・全天候型のミサイル防衛システムで、主に弾道ミサイル、巡航ミサイル、先進的な戦闘機をターゲットとする。パトリオットは日本と米国の他に、エジプト、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、クウェート、オランダ、サウジアラビア、中国台湾地区などで配備されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月11日