安倍氏、平和憲法の改定に意欲的

安倍氏、平和憲法の改定に意欲的。

タグ: 日本,安倍晋三,憲法改定

発信時間: 2015-11-12 11:30:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の安倍晋三首相は11日の参院予算委員会で、憲法改定による緊急事態条項を創設すべきと表明した。安倍首相は最近、改憲に何度も言及している。日本国内では、安保関連法案を成立させた安倍首相の次の目標は改憲と判断されている。

安倍首相は11日午前、参院予算委員会で、日本国憲法に緊急事態に対応する条項がないことについて、「国民の安全を守るため、国家、国民がどのような役割を果たしていくべきかを憲法に位置づけることは極めて重く、大切な課題だ」と述べた。

自民党が公表した「日本国憲法改正草案」 はいわゆる緊急事態、つまり外部からの武力攻撃や内乱などにより社会の秩序が混乱した場合、地震などの大規模な自然災害が発生した場合に、首相の権限を強化できるとしている。首相は国会の承認を踏まえず財政支出を決定し、地方自治体の首長に命令を下すことなどができる。

安倍首相は10日の衆院予算委員会で、「国民の平和な生活を守ることを前提に憲法9条を変える、これは自民党の不変の方針だ」と述べた。

日本国憲法第96条の規定によると、憲法の改正は衆参両院の3分の2以上の賛成を集め、さらに国民投票で承認される必要がある。自民党を中心とする連立与党は衆議院で3分の2以上の議席を占めているが、参議院では不足している。ゆえに来年7月の参院選は、日本が改憲を実現するための重要な節目となる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月12日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。