オノ・ヨーコが北京で初の個展 中国との縁は『三国志』が原点

オノ・ヨーコが北京で初の個展 中国との縁は『三国志』が原点。 日本生まれの米国芸術家、オノ・ヨーコ(小野洋子)の作品を展示する“Golden Ladders(金のはしご)--オノ・ヨーコ個展」が15日、北京の林冠芸術基金会で開幕した。北京での個展は初めて…

タグ: 個展 オノ・ヨーコ 芸術家

発信時間: 2015-11-22 09:20:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

■中国との縁は、幼少期に読んだ『三国志』から

多くの海外芸術家と同様に、中国での個展にオノ・ヨーコも「中国的要素」を取り入れている。中国伝統の「梅」、「蘭」、「竹」に加え、『We're All Water』も今回は中国バージョンになっている。

『We're All Water』は06年の作品で、北京展のためにオノ・ヨーコが新たにアレンジした。118個のガラス瓶に、同じ体積の水が入っている。それぞれの瓶のラベルに、手書きした有名人の名前が一つずつ貼ってある。「秦始皇」、「老子」、「李白」、「鄧麗君」、「曹雪芹」、「ジョン・レノン」、「オノ・ヨーコ」・・・いずれも中国でよく知られる人物だ。人名を選ぶ基準を聞かれたオノ・ヨーコは、直接答えせずに、代わりに作品の意味を説明する。「文学者も、音楽家も、みんな同じ重さ。みんな人だ--」。

中国との縁は、古典文学の『三国志』、『西遊記』から始まったという。伝統文化に「反逆」する色の濃いオノ・ヨーコは意外にも『三国志』、「西遊記』の愛読者だ。「小さいころから、この2冊の本を読んだ。小学生にとって早すぎたかもしれないけど、私は早熟だったから。この2冊から、複雑な世の中と如何に接することをたくさん学んだ」。今回の北京は、ただの旅ではないという。「82年間心が安らぐ地をようやく訪れた--」。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月22日

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