米ハワイを訪問中の中谷元・防衛相は現地時間23日、米国の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の自衛隊への導入を検討すると述べた。防衛省によると、歴代防衛相がTHAAD導入の検討を明言したのは初めてという。米国は韓国にTHAADの配備を検討し、中国軍に警戒されたため、交渉に進展は見られていない。共同通信社が伝えた。
日本は近年、朝鮮の弾道ミサイルを口実に、自国の需要を上回るミサイル防衛システムを発展させている。地上には終末航程に対応するPAC-2/3を配備し、海上にはイージス艦やSM-3による中段ミサイル防衛システムを構築している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月26日